コミナスブログ 子どもの病気

病児保育を受けていて思うこと

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石鍋てるみです。

病児保育を受け入れ始めてから
やはり気になっていたことが
現実だということが
だんだんわかってきました。

病児保育と一言で言っても
そこには幅がありすぎるということです。

そして、保育園に通っている子どもについては
病児だと判断される基準が
保育園によってまちまちだということです。


明らかに、高熱で発疹だらけ
下痢が頻回でぐったりしているというような
場合の利用はとても少ないです。

こんな時はどうしても
仕事の都合がつけられない場合以外は
子どものそばについていたいと思う
親御さんがほとんどなのでしょう。
ですから、本当の病児の利用は
少ない傾向にあります。

『一時保育専門託児ルームコミナスキッズ』を
病児保育で利用するケースとして多いのは
保育園で数回下痢、発熱が見られて
受け入れてもらえなかったというケースです。


保育園で2回下痢、軟便があったから
熱が37.8度だったからという理由で
途中でお迎えの要請があって
明日も一日お家で様子を見てほしいと
言われたというようなケース。

実際はお家ではもう下痢もないし
熱も下がってしまったとか
子どもは元気でいつも通りです
なんていうこともあります。


ここ数ヶ月、病児保育希望が増えていますが
このような状況の子どもの利用が
多いなと感じています。

保育園では受け入れてもらえない
でも、比較的元気で過ごせているけど
なんとなく体調は不安定。

こういった期間が
仕事をする親御さんには
困った状況なわけです。


保育園によってはこの真夏であっても
朝37.5度を超えると
預かれないというような施設があったり
一回下痢しただけでも
お迎え依頼がかかるというような
ところもあるようです。

一応、ガイドラインで
ご家族へのお迎え依頼の目安は
決まっているので
施設によって大きく対応が変わるということは
なくなってほしいものですが
安全重視という意味で受け入れの判断基準が
厳しくなっているところもあるようです。

困るのは親御さんと
いつも預け場所が変わってしまう子ども。

なるべく、同じ場所で
少々の病気については
経過観察できる余裕があっても
いいのではないかなと思います。

発症した時にはすでに潜伏期間が
経過しているわけですし
急に追い出したところで
すでに感染の危険性には晒されているわけです。

施設側は常にスタンダードな感染対策を
重視することを忘れずにし
発症時だけに過剰に反応せず
病気をよく理解して対応してほしいと思います。

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