シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
久しぶりに雨が降っています。
猛暑が続いていたので、ちょっとホッとします。
今日から、高校生の三女は
期末テストが始まります。
テストが近いとは聞いていましたが、
今日からとは。
いつもと同じく、笑いながら
動画を観たり、友達とおしゃべりしたりして
余裕で遊んでいるので、
全然、テストという緊張感も感じられませんでした。
そういう、私ものんびりしてるということですよね。
子どものテストのことは、
子どもの仕事ですから。
良い点数を取ることに
価値を置く子もいれば、
そこに全く興味のない子もいます。
良い点を取りたいと
頑張って取り組む子の方が
親としては、安心に思ったり、
できる子だと評価したくなってしまうものですが、
そうでない子も、いいところがあって
どっちがいいとは言えません。
5人の子どもたちも、みんなバラバラ。
それで、いいと思っています。
ただ、私がいつも願っているのは、
子どもが自分で楽しく生きていけるように
なってほしいということ。
いつかは人生を楽しむために
働くことができるように
なってほしいということです。
衣食住のためだけに働くのではなくて、
それプラス自分のやりたいことをやれるように
考えて働いてほしいということ。
私が学生の頃は安定した職業、
手に職をつけて、一生食べていけるように
仕事に就きなさいと言われました。
だから、食べていければ、
自分は自立していると
ずっと思ってきて、
それでいいと思っていました。
けれども、時代が変わってきました。
これは大きな勘違いだったと気がつきました。
何のために働くのか?。
そもそもそこが違っていました。
生きていくためだけではないですよね。
もちろん、それも大事だけど
それよりも、またワンランク上?
人生を楽しむために働く。
人の役に立てるように
自分のできることを増やしていくと
人に喜んでもらえる自分になれるから学ぶ。
それができたとき、幸せに感じるから
人生が楽しい。
そんな、大人になってほしいと願っています。
勉強や習い事も自分の点数だけのためではなくて、
人の役に立てる自分になるために必要なものだと思えると、
勉強する意味も変わるし、
その子の必要な学びも見えていきます。
衣食住は贅沢でなくてもいいけど、
人生を楽しむために
お金と時間を使ってほしい。
そうなれるように、
若いうちはまず衣食住の自立と
自分磨きをしてほしい。
でも、私の思いはなかなか
通じないもの。
受け取れる子もいれば
受け取れない子もいます。
それも、仕方がないことです。
今は、とにかく私自身がやってみる。
その姿を見せるしかないと思っています。
私が、人生を楽しめば、
子どもにもいつか伝わると思って
自分なりに行動していこうと思います。