シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
今日も、東京の空は雨模様です。
東京の緊急事態宣言は30日まで延長されました。
予想はついていましたが、本当に残念です。
もうしばらく、私は引きこもり生活していきます。
ところで、育児中のあなたは
夜、どんな風に過ごしているでしょうか?
子どもを寝かしつけるのが大変とか、
明日の支度で、ばたばた用事を済ませて、
バタンキューなんて言う人が多いかもしれませんね。
中には、子どもが寝てしまってから、
自分の時間をゆっくり過ごしている人もいるでしょう。
私は、子どもが小さいころは、
夕方6時過ぎに仕事から帰ったあと
保育園にお迎え、夕食準備、
子どもに食事させて、風呂に入れて
片づけて、明日の準備して、寝かしつけて・・・
これを、子どもが寝る3時間余りに終わらせることを
ずっとやってきました。
座ってゆっくりごはんを食べるとか、
テレビドラマを見るとかは
しばらくできなかった状態でした。
夜の時間を自分のためにゆっくり使うという
発想が、あの頃の私にはありませんでした。
ちょっと、疲れてくると、
自分ばっかり大変な思いをしているという
被害者意識が浮かんできて、
夫や子どもにあたってしまったりして、
イライラすることもしょっちゅうでした。
でも、今考えてみると、
勿体ない時間を過ごしていたなって思います。
ただ、その時はそれを当たり前だと思って
私は自分でそれをやりたかったんだ、
やっている自分が好きだったんだって思うんです。
家事も自分でやった方が、早いし、気楽だし、
思ったようにできる方を、自分で選んでいたわけです。
それに、人に頼んで、嫌な顔されるのが嫌だったし、
断られるのも嫌。自分が傷つくから。
だから、人に頼めない、全て自分でやるしかない。
でも、毎日が忙しい、育児が大変!
でも、頑張っている自分が好き、えらいって
心のどこかで思う自分もいて現実を変えようとはしない。
こんな葛藤の中で、どんどん現実が大変になる。
仕事が増える。家事が増える。
子どもにも、手がかかる・・・。
育児が大変になると、それを理由に
都合がいいことがあったりすると、
余計、その現実を正当化しようとするから、
育児を大変にしてしまう。
結局は、現実は自分の思い通りになっているし、
そうするには、目的があるという事。
いつもの習慣1つ変えるにも、
それがいいことだと分かっていても、
できない、やらないのは、
どこかで、それをやると、困ることが起こることを
予測しちゃうからだと思います。
子どもが、何か問題を起こしているのも、
もしかしたら、あなたに必要があって
問題になっているのかもしれません。
やっぱり、自分の時間が持てないくらい、
何かに取り組んでいる方がいいという人もいますよね。
私がそうでしたから。
何もしない、楽している状態に、
なんか後ろめたさを感じるんですよね。
悪いことをしているような気になる。
きっと、楽をすることがいけないこと、
頑張っていないのは、さぼっていること、
さぼるのはいけないこと。
こんなことに、罪悪感を感じてしまうような
潜在意識があるんだと思います。
この意識はどこからやってきているのか?
自分でも、はっきり覚えていないくらい
自然にしみ込んでいます。
(今でも、気づくと出てきちゃう)
だから、家族の前でも、頑張っている自分をみせないと
何だか落ち着かない。
でも、本当は疲れてるから休みたい
友だちと食事に行きたいって、
本当の自分は思っていたんです。
母親だから、妻だから、嫁だから
時間がないから、お金がないから
子どもがいるからと
どうにか理由をつけて押さえつけていました。
それが続くと、やはりよくない。
爆発します。病みます。
自分の時間。つまり命をまず自分のために使う。
そんな、当たり前のことを否定していた自分に
気がついたわけです。
今、私は少しづつ、潜在意識を書き換えて、
自分にもっと優しく甘えさせていいし、
それを、人に避難されることはないと
思えるようになって、
夜、ゆっくり自分だけの時間を持つ習慣ができました。
頭で理屈をつけないで、
今、自分は何をしたいのか、選びたいのかを
素直に感じて行動する意識を高めてほしいと思います。
これは、私が今も課題として取り組んでいるところです。
本当の自分がどう感じているのかに
気づけるようにする練習です。
自分の感情を抑える事ばかりしていたので、
どれが自分の気持ちなのかわからなくなって
しまっていたからです。
育児中は特に、
お母さんが自分を大事にすることが重要です。
子どものために使う時間が、
自分の幸せのように感じてしまいがちですが、
絶対に自分だけの時間を持つことが大事です。
子どもは、10年たてば、
徐々に親からは離れていきます。
そうならないといけません。
自分は、育児中でも、
充分自分の時間を過ごせているというあなたなら、
そのままその時間を大事にしてくださいね。
もしも、以前の私のように
自分の時間を持てていない人がいれば、
自分のために生きる時間を持つことを
少し考えてみてください。
育児中でも、あなたの気持ち次第で、
自分時間は確保できます。
その時間はあなたのやりたい事に使ってください。
自分を大事にしてくださいね。