シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
あなたは、子どもに何を期待していますか？
元気でのびのび育ってほしい、
自分の好きなことを見つけて
楽しい人生を歩んでほしいとか、
色んな期待がありますよね。
自分の思いの中だけだと、
こんな期待を考えていられるのですが、
実際我が子をみていると、悪いところや、
困ったところが目について、
本来の期待している姿とはまるで違ったことを
要求している自分に気がつくことがあります。
もっと、頭がよく、スポーツもできて、
友だちにも優しくて、
私(お母さん）の言いつけをよくきいて
他の人に褒められるような
自慢の子どもの姿。
うっかりすると、そんな期待に
すり替わってしまっていることはありませんか？
これらは、周りからの評価を気にして
作り上げた子どもの姿です。
子どものありのままの成長を
期待するのではなく、
他人から良い評価をうける子どもでいてほしいということを
期待することになってしまっています。
兄弟や、同級生と比較し、
先生、近所の人そんな、周りの人すべてに、
良い子で優秀な子だと思われるための期待です。
あなたにも、子どもの頃
誰かと比較された経験はありませんか？
そして、傷ついたことはないでしょうか？
自分が、その比較に優位に立てた場合は良いのですが、
必ずしもそうならなかったとき、
どんな思いを持ったでしょうか？
同じ思いは、子どもに経験させる必要はありません。
自分自身が、嫌な思いを持った経験は
あなたの代で終わりにしましょう。
他の子よりも、優秀でなくてはいけない。
可愛いと思われないといけない。
走るのが、早くなければいけない。
こんな子どもへの、間違った期待は捨ててしまいましょう。
そうすれば、子どもに寄り添える
素敵な親に成長できると思います。
