コミュニティーナースの石鍋てるみです。
今年1~9月の小中高生の自殺者のうち、
女子の数が男子の1.2倍に上ったことが
厚生労働省への取材で分かったという
ニュースがありました。
自殺は世界共通で男性に多く、
日本でも全体でみれば
男性の自殺者数が女性の2倍を超えてるのですが
令和6年頃から国内では小中高生に
この〝逆転現象〟が起きていることが指摘されてます。
9月までの小中高生の自殺者数は計375人で、
そのうち女子が205人、男子が170人。
内訳を見れば小学生もいます。
この年代の男女比率の異常さも
何か日本独特の原因があるのかどうか不明です。
そのことは、もちろん重要な視点ですが
子どもが自殺するという現実が
どうしてもいつも受け入れ難いわけです。

昨年の最高人数よりは下回るペースではあるものの
やはり子どもの自殺は長期的に見ると増加傾向であることは
皆さんも知っている通りです。
子どもがなぜ命を自ら絶ってしまうのか。
当人でなければ知るよしもないことですが
何かしらの原因が
この世の中に起きているとしか思えません。
私の知人にも
子供を自殺で亡くした方がいます。
みんな、子供を愛し
大事に育ててきた親御さんばかりです。

それを、知っているからこそ
どうして、その子が自殺しなくてはいけないくらい
苦しまなくてはいけなかったのかが
腑に落ちずにいます。
人間関係、教育システム、SNSの影響など
あらゆる原因の追求、調査は行われて
少しでも、自殺防止しようと
取り組んでいる様子はうかがえます。

少子化に輪をかけて
未来ある子どもが減ってしまうというのは
日本にとっても大損失です。
子どもが生き生き、のびのび
自分の命を生かして生きる力を育んでいけるような社会は
どうしたら作っていけるのか。
子供を近くで見ていると
この子達が生きづらさを感じてしまう社会が作られている現実を
大人がまず素直に直視して
大きく何かを変えていかないといけないと思っています。
子どもの自分で生きていく力を育むこと、
命を守る意味、死生観も含め
大人が自分の生き様のようなものを
改めて自覚することから
始めなくてはいけない気がしています。
死んでしまうその時まで
生きようとする力を失わないことが
どれだけ意味があることなのか
自分も含め考えていきたいテーマです。
